工事の作業に必要なアイテムを揃えよう【安全かいてき作業】

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油を綺麗に除く

油処理剤は時や場所・油の種類によって違う

油処理剤が使われる時とは、どのような時でしょう。思い浮かぶのは2010年米国メキシコ湾原油流出事故です。大量の原油が流出し、沿岸の砂浜や油に汚れた鳥たちです。日本でも、近年タンカーが座礁し、原油が流出して問題となりました。このような時に、大量の油処理剤が散布され処理されているものと考えがちですが、実はそうではありません。油処理剤とは、油を中和して溶けてなくすものではありません。そうではなく、油を細かく分散させるもので、それによって太陽や微生物により浄化し易くするものなのです。ですから固まっている油や虹色に光る程度の薄い油では効果はなく、また浅瀬などでは環境汚染の原因などになる場合もあり注意が必要です。ただし以上のことは、原油に対しての油処理剤の話で、精製されたガソリンや灯油等ではまた違う処理剤が必要とされます。このように油の種類、場所、状況によって使用方法は異なってまいります。

地球環境にやさしい油について

ところで化石燃料の油についてお話しましたが、油には植物油もあります。むしろ家庭内においては、こちらの方が主かもしれません。使用後の天ぷら油は処理剤を混ぜることで流せるようにしたり、あるいは業者により石鹸やバイオ燃料へとリサイクルされたりしています。その点化石燃料は現代社会の必需品ですが、多くの二酸化炭素を排出することで地球温暖化の原因とみなされています。そこで植物油で石油に代替する油ができないものかと近年研究が進んでいます。かつて戦時中ガソリン不足のなか、自動車を動かすのに松根油が使われたそうです。最近大手企業などの研究で、藻類等の植物から、油を算出する方法ができつつあると報道されています。早く現実のものとなってほしいものです。